[10日 ロイター] - ロシアのグルシュコ外務次官は、西側諸国の非友好的措置や対ロシア制裁拡大に対応して欧州にある大使館を閉鎖する考えはないと表明した。ロシア通信(RIA)が10日、伝えた。
同氏は「そのような慣習はない」と述べ、「在外公館の業務は重要だとわれわれは考えている」と語った。
ポーランドの首都ワルシャワでは9日、旧ソ連兵墓地に献花に訪れたロシアのアンドレーエフ駐ポーランド大使が、ウクライナ侵攻に抗議するデモ隊に赤い液体をかけられる騒ぎがあった。
ロシア政府はこれに「強い抗議」を表明した。