💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

EU、ロシア産化石燃料脱却に1950億ユーロ投資案 再生エネ加速

発行済 2022-05-13 14:52
更新済 2022-05-13 14:54
© Reuters.  5月12日、欧州連合(EU)欧州委員会はロシアからの化石燃料輸入を2027年までに停止するため、再生可能エネルギーの導入やエネルギー効率化を加速し、天然ガスの代替調達先

[ブリュッセル 12日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会はロシアからの化石燃料輸入を2027年までに停止するため、再生可能エネルギーの導入やエネルギー効率化を加速し、天然ガスの代替調達先を確保するなどの措置に1950億ユーロを投じる計画を来週公表する見通し。

新たに掲げる投資は、EUの2030年までの環境目標達成のための投資に追加して行うとみられている。

草案やEU関係者によると、計画に弾みをつけるため欧州委は再生可能エネルギー導入とエネルギー効率化について、目標の引き上げを提案する方向で検討している。

具体的には、30年までに再生エネルギーの割合を40%にするという現行目標を45%に引き上げ、域内のエネルギー消費を30年までに推定使用量比で9%削減するとの目標は13%に加速させる。

© Reuters.  5月12日、欧州連合(EU)欧州委員会はロシアからの化石燃料輸入を2027年までに停止するため、再生可能エネルギーの導入やエネルギー効率化を加速し、天然ガスの代替調達先を確保するなどの措置に1950億ユーロを投じる計画を来週公表する見通し。写真はブリュッセルで2019年3月撮影(2022年 ロイター/Yves Herman)

一部の再生エネルギー関連プロジェクトの迅速な承認に向けた法改正や太陽光エネルギーの大規模な実用化を促進し、関連産業を再建する新たな措置も盛り込まれる見通し。

再生可能な水素を30年までに1000万トン生産し、別に1000万トン輸入する計画も打ち出す見通し。

エジプト、イスラエル、ナイジェリアなどの国々から液化天然ガス(LNG)の輸入を増やす可能性や、ロシア産に代わるガスの確保で必要なインフラについても概要を示す見通し。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます