[ベルリン 27日 ロイター] - 主要7カ国(G7)は27日、深海採掘について厳格な環境管理を行い、海洋環境に深刻な影響を与えない場合にのみ採掘プロジェクトを許可することで合意した。
閣僚会合後の最終共同声明は「将来起こり得る深海採掘に関し、海洋環境へのダメージを防ぐため人間の活動を実施前に規制するまたとない機会を強調する」とした。
また、深海環境が深刻な被害を受けないと証明することが、国際海底機構(ISA)理事会で採掘許可を検討する上で重要とも指摘した。
多くの科学者や環境保護主義者は、深海採掘が永続的な損害を与える可能性があるとして禁止を求めている。