[1日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領報道官は1日、欧州連合(EU)の対ロシア制裁が欧州域内や世界のエネルギー市場全体に悪影響を与えると指摘した上で、ロシアは輸出ルートを変更することで損失を抑えることができると語った。
EUは今週、年末までにロシア産原油の輸入を90%停止することで合意した。
ペスコフ氏は記者団に「これらの制裁は欧州全体、欧州の人々やわれわれ、そして世界のエネルギー市場全体に悪影響を与えるだろう」と述べた。
ロシア政府は制裁発動を受けて既に供給ルートを変更したとしている。
ペスコフ氏は記者団に「的を絞った体系的な対応でマイナスの影響を最小限に抑えられる」と語った