[キーウ(キエフ) 2日 ロイター] - ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは2日、ロシアが管理下に置く南部ザポロジエの原子力発電所について、ウクライナ側が運営権を失った場合に操業を止めるとの報道を否定した。
欧州最大級のザポロジエ原発はロシア軍が制圧したが、ウクライナ側の専門家が運営を続けている。
インタファクス通信はウクライナのゼレンスキー大統領の側近の話として、ウクライナ側が運営権を失った場合に原発が閉鎖される可能性があると報じていた。
エネルゴアトムは声明で原発は「技術、安全保障、経済、政治上の観点から操業を止めることができない」と表明した。