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プーチン氏が警告、ウクライナに長距離ミサイル供与なら「新標的」攻撃

発行済 2022-06-06 07:09
更新済 2022-06-06 07:18
© Reuters.   6月5日、 ロシアのプーチン大統領(写真)は放送された国営テレビのインタビューで、欧米がウクライナに長距離ミサイルを供与すれば、ロシアは「新たな標的」を攻撃すると警告した

[ロンドン 5日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は5日放送された国営テレビのインタビューで、欧米がウクライナに長距離ミサイルを供与すれば、ロシアは「新たな標的」を攻撃すると警告した。

© Reuters.   6月5日、 ロシアのプーチン大統領(写真)は放送された国営テレビのインタビューで、欧米がウクライナに長距離ミサイルを供与すれば、ロシアは「新たな標的」を攻撃すると警告した。写真は2月に放映されたテレビ映像より(2022年 ロイター)

バイデン米大統領は先週、米国がウクライナに高機動ロケット砲システム「ハイマース」を供与する考えを示した。ウクライナ側から、この兵器をロシア領内の標的には使用しないとの保証を取り付けたことを受けた動きだ。

プーチン氏は、ハイマース自体については「目新しいものではない」と指摘しつつ、米国がハイマースに搭載できる最大300キロ超とされる射程距離の長いミサイルを提供する事態になれば、相応の対抗措置を講じると強調。「われわれはこれまで狙ってこなかった対象に攻撃を加えることになるだろう」と語った。

プーチン氏は新たな標的を具体的に明かさなかったが、西側の兵器供与を巡る「大騒ぎ」は戦争を長引かせるのが狙いだとの見方も示した。

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