[4日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は4日、西側の制裁によって石油輸出に影響は生じていないとし、今年のエネルギー輸出利益は大幅に増加するとの見方を示した。
ロシア外務省によると、同氏はボスニアのセルビア系テレビに対し「西側の制裁の結果として形成された価格水準を考慮すると、ロシアは財政面で全く損失を負っていない」と発言。「むしろ、今年はエネルギー資源輸出から得る利益が大幅に増加するだろう」と述べた。
また「一般的に石油は政治の影響を受けない。需要が存在し、われわれには代替の市場があり、そこで既に販売を増やしている」と語った。