[シンガポール 20日 ロイター] - アジア時間の原油先物は不安定な値動きとなっている。投資家は供給逼迫を再び意識しているものの、世界経済や燃料需要の減速懸念を背景とした先週末の6%急落を受け、センチメントは引き続き不安定となっている。
0105GMT(日本時間午前10時05分)時点で、北海ブレント先物は0.20ドル(0.2%)高の1バレル=113.32ドル。一時は1%超上昇した。
米WTI先物は0.01ドル安の109.55ドル。序盤には1ドル超上昇していた。
ANZのアナリストはリポートで「現時点では、原油供給の混乱より需要減退への懸念の方が優勢だ」と指摘。ただ「ロシアの生産が減少する中、基本的に需給の逼迫に変わりはない」との見方を示した。