[パリ 22日 ロイター] - 国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」(RSF)は22日、ウクライナ人映像記者が友人と共にキーウ(キエフ)の北でロシア軍によって「冷酷に処刑」されたとする報告書を公表した。
死亡した記者はマクシム・レビン氏。3月13日に行方不明になっていたが、RSFは同氏がこの日に処刑されたとしている。
ロイターは、報告書の結論を独自に確認できていない。
RSFは、弾丸やレビン氏の燃えた車など現場の証拠に加え、同氏と友人の遺体が4月1日に発見された際の写真を検証した。
報告書によると、レビン氏は至近距離から1、2発の銃弾を受けて死亡した可能性が高い。友人は遺体の位置などから判断して、生きたまま焼かれた可能性があるという。
ウクライナ検察は、レビン氏がロシア軍兵士に小銃で2発撃たれて殺害されたとしている。