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原油先物は反落、リセッション懸念と供給不安が交錯

発行済 2022-07-08 10:40
更新済 2022-07-08 10:45
© Reuters. アジア時間8日の原油先物は反落。写真は、米ニューメキシコ州にある原油処理施設。2017年5月3日に撮影。(2022年 ロイター/Ernest Scheyder)

[シンガポール 8日 ロイター] - アジア時間8日の原油先物は反落。需給逼迫を巡る懸念とリセッション(景気後退)により先行きの需要が細るとの思惑が交錯する状況が続いている。

0013GMT(日本時間午前9時13分)時点で北海ブレント先物は0.4%安の1バレル=104.26ドル。前日は4%近く上昇した。

© Reuters. アジア時間8日の原油先物は反落。写真は、米ニューメキシコ州にある原油処理施設。2017年5月3日に撮影。(2022年 ロイター/Ernest Scheyder)

米WTI先物は0.3%安の102.38ドル。前日は4.2%上昇。

週間ではブレント、WTIともに2週続落となる見通し。今週は5日の下げが特にきつかった。

CMCマーケッツのアナリスト、ティナ・テン氏は供給不安が再び注目されて7日は売り一服となったが、「景気の不透明感がなおあり、長短金利の逆転はリセッションが不可避だと示している。これが引き続き商品価格の重しになる可能性がある」と分析した。

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