[北京 22日 ロイター] - 中国各地は今後10日間、再び猛暑に見舞われると予想されており、多くの地域で気温が40度を上回る見通し。製造業が集積する浙江省の都市では警戒レベルが最高水準に引き上げられた。
熱波で家庭や企業、工場のエアコン利用が急増し、電力網への負荷は記録的水準に達している。
当局によると、浙江省や福建省、広東省、湖南省などでは森林火災が発生するリスクが高まっている。
中国メディアによると、過去300年で最も暑かったのは清朝時代の1743年7月に確認された44.4度。
2015年には新疆ウイグル自治区のメディアが、アイディン湖近くの気象観測所で50.3度を記録したと報じている。