[12日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)は12日、2022年から23年にかけての米国の石油需要と生産について、従来予想より伸びが鈍化するとの見通しを示した。
23年の米国の石油など液体燃料の需要は増加が緩やかとなり、日量19万バレル増の2054万バレルと予想した。9月時点の予想は35万バレル増だった。
今年の需要も日量46万バレル増の2035万バレルと、前月予想の51万バレル増を下方修正した。
23年の米原油生産は日量61万バレル増の1236万バレルと予想。過去最高の生産となる見通しを依然維持したものの、前月予想の84万バレル増からは下方修正された。
22年の生産も日量50万バレル増の1175万バレルと、前月予想の54万バレル増の1179万バレルから下方修正した。