[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米エネルギー省のデービッド・ターク副長官は12日、米国は大規模な戦略石油備蓄(SPR)を保有しており、市場安定で理にかなう場合には責任を持って活用すると講演で述べた。
燃料の輸出制限を検討しているかとの質問には、バイデン米大統領はエネルギーコスト上昇に対処するためのいかなる手段もテーブル(検討事項)から排除していないと答えた。
米政権は今年、備蓄から過去最大規模(5月から6カ月間で1億8000万バレル)となる売却を表明。先月には、まだ約1億5500万バレルしか売却されていなかったため11月まで延長した。現在は11月までに1億6500万バレルの売却を目標としている。