■NY株式:NYダウは90ドル安、利上げ加速を警戒
米国株式市場は続落。
ダウ平均は90.22ドル安の30333.59ドル、ナスダックは65.66ポイント安の10614.84で取引を終了した。
週次失業保険申請件数が依然低水準にとどまり、9月中古住宅販売件数もほぼ予想に一致したため、成長減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。
コンピューター・ソリューションのインターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)や通信のAT&T(T)の好決算を好感した買いも手伝い一段高となった。
その後、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁のタカ派発言を受けて利上げ観測がさらに強まると、長期金利の上昇を警戒した売りに押され、下落に転じ、主要株式指数は結局、下落で終了。
セクター別では電気通信サービス・半導体・同製造装置が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
コンピューター・ソリューションを提供するインターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)は第3四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回ったほか、通年の収益成長率見通しを引き上げ上昇。
また、通信のAT&T(T)は第3四半期決算で、利益と無線通信の契約者数の伸びが予想を上回り上昇した。
半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
一方で、電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は4年間の出荷台数目標を引き下げ、失望感がから売られた。
また、損害賠償保険会社のオールステート(ALL)は、9月に発生したハリケーン「イアン」による破壊的な損害により7-9月期の赤字計上を警告し、大幅安。
航空会社のアラスカエア(ALK)は、第3四半期決算で燃料コスト高が収益を圧迫したことが明らかになり、下落した。
写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)は取引終了後に第3四半期決算を発表。
内容は予想を上回ったものの、第4四半期の見通し引き下げが嫌気され、時間外取引で下落している。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:米利上げ観測が一段と強まる、ドル・円は一時150.29円
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円56銭へ弱含んだのち150円29銭まで上昇し、150円15銭で引けた。
対ポンドでのドル売りや英国債相場の上昇に連れ長期金利が一時低下したことに伴うドル売りが先行した。
そののち、先週分新規失業保険申請件数が予想外に前週から減少したほか、中古住宅販売件数もほぼ予想に一致、さらに、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁のタカ派発言を受け米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測がさらに強まると、長期金利が大幅上昇に転じドル買いが加速。
ユーロ・ドルは0.9845ドルまで上昇後、0.9773ドルまで反落し、0.9787ドルで引けた。
ユーロ・円は146円60銭から147円30銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.1336ドルまで上昇後、1.1202ドルまで反落。
英トラス首相の辞任発表を受け財政悪化懸念が後退、同国の金融資産市場の回復に伴うポンド買いが一段と強まった。
その後、米金利上昇に伴うドル買いに押された。
ドル・スイスは0.9995フランまで下落後、1.0050フランまで上昇した。
■NY原油:伸び悩みで84.51ドル、米長期金利の上昇や株安を嫌気
NY原油先物12月限は伸び悩み(NYMEX原油12月限終値:84.51 ↓0.01)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-0.01ドルの84.51ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは84.16ドル-87.14ドル。
ニューヨーク市場の序盤にかけて87.14ドルまで買われたが、米長期金利の上昇や株安を嫌気してポジション調整的な売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引で一時84.16ドルまで反落する場面があった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 33.70ドル -0.22ドル(-0.65%)
モルガン・スタンレー(MS) 76.60ドル -1.04ドル(-1.34%)
ゴールドマン・サックス(GS)310.81ドル -0.95ドル(-0.30%)
インテル(INTC) 26.08ドル +0.08ドル(+0.31%)
アップル(AAPL) 143.39ドル -0.47ドル(-0.33%)
アルファベット(GOOG) 100.53ドル +0.24ドル(+0.24%)
メタ(META) 131.53ドル -1.70ドル(-1.28%)
キャタピラー(CAT) 180.54ドル -3.87ドル(-2.10%)
アルコア(AA) 38.91ドル +1.29ドル(+3.43%)
ウォルマート(WMT) 134.09ドル +0.33ドル(+0.25%)
米国株式市場は続落。
ダウ平均は90.22ドル安の30333.59ドル、ナスダックは65.66ポイント安の10614.84で取引を終了した。
週次失業保険申請件数が依然低水準にとどまり、9月中古住宅販売件数もほぼ予想に一致したため、成長減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。
コンピューター・ソリューションのインターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)や通信のAT&T(T)の好決算を好感した買いも手伝い一段高となった。
その後、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁のタカ派発言を受けて利上げ観測がさらに強まると、長期金利の上昇を警戒した売りに押され、下落に転じ、主要株式指数は結局、下落で終了。
セクター別では電気通信サービス・半導体・同製造装置が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
コンピューター・ソリューションを提供するインターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)は第3四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回ったほか、通年の収益成長率見通しを引き上げ上昇。
また、通信のAT&T(T)は第3四半期決算で、利益と無線通信の契約者数の伸びが予想を上回り上昇した。
半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
一方で、電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は4年間の出荷台数目標を引き下げ、失望感がから売られた。
また、損害賠償保険会社のオールステート(ALL)は、9月に発生したハリケーン「イアン」による破壊的な損害により7-9月期の赤字計上を警告し、大幅安。
航空会社のアラスカエア(ALK)は、第3四半期決算で燃料コスト高が収益を圧迫したことが明らかになり、下落した。
写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)は取引終了後に第3四半期決算を発表。
内容は予想を上回ったものの、第4四半期の見通し引き下げが嫌気され、時間外取引で下落している。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:米利上げ観測が一段と強まる、ドル・円は一時150.29円
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円56銭へ弱含んだのち150円29銭まで上昇し、150円15銭で引けた。
対ポンドでのドル売りや英国債相場の上昇に連れ長期金利が一時低下したことに伴うドル売りが先行した。
そののち、先週分新規失業保険申請件数が予想外に前週から減少したほか、中古住宅販売件数もほぼ予想に一致、さらに、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁のタカ派発言を受け米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測がさらに強まると、長期金利が大幅上昇に転じドル買いが加速。
ユーロ・ドルは0.9845ドルまで上昇後、0.9773ドルまで反落し、0.9787ドルで引けた。
ユーロ・円は146円60銭から147円30銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.1336ドルまで上昇後、1.1202ドルまで反落。
英トラス首相の辞任発表を受け財政悪化懸念が後退、同国の金融資産市場の回復に伴うポンド買いが一段と強まった。
その後、米金利上昇に伴うドル買いに押された。
ドル・スイスは0.9995フランまで下落後、1.0050フランまで上昇した。
■NY原油:伸び悩みで84.51ドル、米長期金利の上昇や株安を嫌気
NY原油先物12月限は伸び悩み(NYMEX原油12月限終値:84.51 ↓0.01)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-0.01ドルの84.51ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは84.16ドル-87.14ドル。
ニューヨーク市場の序盤にかけて87.14ドルまで買われたが、米長期金利の上昇や株安を嫌気してポジション調整的な売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引で一時84.16ドルまで反落する場面があった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 33.70ドル -0.22ドル(-0.65%)
モルガン・スタンレー(MS) 76.60ドル -1.04ドル(-1.34%)
ゴールドマン・サックス(GS)310.81ドル -0.95ドル(-0.30%)
インテル(INTC) 26.08ドル +0.08ドル(+0.31%)
アップル(AAPL) 143.39ドル -0.47ドル(-0.33%)
アルファベット(GOOG) 100.53ドル +0.24ドル(+0.24%)
メタ(META) 131.53ドル -1.70ドル(-1.28%)
キャタピラー(CAT) 180.54ドル -3.87ドル(-2.10%)
アルコア(AA) 38.91ドル +1.29ドル(+3.43%)
ウォルマート(WMT) 134.09ドル +0.33ドル(+0.25%)