[24日 ロイター] - 中国税関総署が24日発表した9月のディーゼル燃料輸出は173万トンと前年同月の2倍以上に増加し、昨年7月以来の高水準となった。航空燃料の輸出も前年比38.6%増の123万トンとなり、2年5カ月ぶりの高水準を記録した。
精製業者が堅調な輸出マージン(利ざや)を背景に出荷を増やした。
一方、ガソリン輸出は66万トンと前年比28.3%減少した。
液化天然ガス(LNG)の輸入は冬の暖房シーズンを前に590万トンに回復し、1月以来の高水準を記録。ただ、前年同月比では11.6%減少した。
パイプライン経由のガス輸入は前年比9.8%増の425万トン。1─9月では同10.5%増の3466万トンとなった。
9月はロシアからのLNG輸入が81万9345トンと前年比33%増加。ロイターの税関データ記録によると、少なくとも19年2月以来の高水準となった。