[シンガポール 27日 ロイター] - アジア最大の石油・ガス生産会社、中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)が27日発表した2022年1─9月決算によると、純利益は前年同期比60%増の1203億元(約166億6000万ドル)となり、過去最高となった。世界的なエネルギー高に支えられた。
国内原油生産は2.7%増の5億7700万バレル。ガス生産は5.1%増の3兆2960億立方フィートだった。
政府による新型コロナウイルス感染拡大予防策の長期化に伴い、人の移動や経済活動が鈍化。国内燃料消費が落ち込み、製油各社は生産削減を余儀なくされた。
ガソリン生産は12%、航空燃料は33%いずれも減り、国内燃料需要の低迷が浮き彫りとなった。