[ドバイ 9日 ロイター] - ロシアのニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記は9日、イランを訪れて同国治安部門トップのアリ・シャムハニ氏と会談し、ウクライナ情勢を含め、それぞれの内政問題に対する「西側の干渉」に協力して対処することを約束した。ロシアの国営メディアが伝えた。
イランのヌールニュースによると、シャムハニ氏は「イランはロシアとウクライナの対話を通じた停戦や和平につながるいかなる取り組みも歓迎し、支持する。戦争を終わらせる役目の一端を担うつもりだ」と語った。
さらにシャムハニ氏は、エネルギーや運輸、農業、貿易、銀行といった分野でロシアとの協力強化も申し出たという。
パトルシェフ氏は、イランのライシ大統領とも会談し、互いに両国の戦略的関係を改善させる重要性を強調した。イラン国営メディアが報じたところでは、ライシ氏は「米国の制裁に対する最も決定的な反撃は、独立国家同士が力を合わせることだ」と述べた。
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