[12日 ロイター] - ロシア大統領府は12日、プーチン大統領がイランのライシ大統領と電話で協議し、互いに政治、貿易、経済分野の協力深化を強調したと発表した。
電話協議がいつ行われたかは不明。イランからロシアへの武器供与にも言及しなかった。
大統領府は「二国間の課題について多くの話題が議論され、輸送や物流部門を含む政治、貿易、経済分野でのさらなる協力深化に重点が置かれた」としている。
ロシアは9日にもパトルシェフ安全保障会議書記がイランを訪れて同国治安部門トップらと会談し、ウクライナ情勢を含め、それぞれの内政問題に対する「西側の干渉」に協力して対処することを約束した。
ウクライナや西側諸国はロシアがイラン製ドローン(無人機)を使ってウクライナのエネルギーインフラなどを攻撃したと非難している。
イランは軍事侵攻開始前にロシアに少数の無人機を送ったとしている。