💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

米フリーポート、LNG輸出プラントの再稼働に遅れ=関係者

発行済 2022-11-15 14:07
更新済 2022-11-15 14:09
© Reuters.  11月15日、米国2位の規模を誇るクインターナ液化天然ガス(LNG)プラント(テキサス州)を運営するフリーポートLNGが、火災で損傷した同プラントの修理計画書を規制当局

[14日 ロイター] - 米国2位の規模を誇るクインターナ液化天然ガス(LNG)プラント(テキサス州)を運営するフリーポートLNGが、火災で損傷した同プラントの修理計画書を規制当局に提出していないことが関係者の話で明らかになった。稼働再開時期は予定より遅れ、2023年1─3月期にずれ込む見通しという。

同プラントの処理能力は年間約1600万トン。LNGの需要が世界的に増加する中、6月の大規模な爆発事故により、トレーダーや顧客は高くつく代替調達を迫られた。

フリーポートは8月、11月上旬─中旬に再稼働し、月末までに稼働率を85%超に引き上げ、来年3月までに100%にする目標を掲げていた。

© Reuters.  11月15日、米国2位の規模を誇るクインターナ液化天然ガス(LNG)プラント(テキサス州)を運営するフリーポートLNGが、火災で損傷した同プラントの修理計画書を規制当局に提出していないことが関係者の話で明らかになった。写真は6月、クインターナのプラントから出る大量の煙。提供写真。写真はソーシャルメディアから(2022年 ロイター/Yonhap)

石油・ガス市場調査会社の米ラピダン・エネルギー・グループのアレックス・マントン氏はフリーポートの11月の再稼働目標について、「信用できないし、12月もないだろう」との見方を示した。1─3月期中の再開についても、「さらに遅れる可能性がある」と指摘した。

米運輸省パイプライン・有害物質安全庁(PHMSA)は10月、フリーポートに対し、提案した全ての変更を受け入れるまで、再稼働を認めないと伝えた。しかし、同社は14日時点で修理計画を提出していないという。

マントン氏によると、計画書が提出されたとしても審査には1カ月以上が必要。休暇シーズンも近いことから、さらに時間を要する可能性があると述べた。 フリーポートは、「安全な再稼働に向けて作業を続けている」(広報担当者)とコメントするにとどめ、計画書提出やプラント再開の時期については言及を避けた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます