[ジャカルタ 16日 ロイター] - インドネシアのバフリル投資相は15日、カナダのイン国際貿易大臣と会談し、ニッケル産出国による石油輸出国機構(OPEC)のような組織の設立を提案した。インドネシア投資省が16日明らかにした。
インドネシアは世界最大のニッケル産出国でカナダは6位。
投資省の声明によると、バフリル氏はOPECのように「ニッケル政策の調整と統合」を目指すと説明した。
ニッケル産出国が電気自動車(EV)産業から最適な利益を得られるようにすると表明し、EVを生産している国が保護貿易政策を取っていると非難。「この協力を通じて全てのニッケル産出国が付加価値の恩恵を等しく受けられることを望む」とした。
声明によれば、イン氏はこのような協力関係を両国は模索する可能性があり、持続可能な方法で天然資源を最適化する展望を共有していると応じた。