💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

国連がCOP27第1次草案、石炭火力や気温で前年合意を踏襲

発行済 2022-11-17 18:47
更新済 2022-11-17 18:55
© Reuters.  11月17日、国連は、エジプトのシャルムエルシェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)の合意案を発表した。シャルムエルシェイクのCOP27

[シャルムエルシェイク(エジプト) 17日 ロイター] - 国連は17日、エジプトのシャルムエルシェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)の合意案を発表した。

発表したのは「ノンペーパー」と呼ばれる第一次草案。昨年のCOP26で採択した成果文書「グラスゴー気候合意」で示した目標の多くを改めて盛り込む一方、争点とされる項目の言及はなく、最終的な取りまとめにはなお曲折が予想される。

草案は、石炭火力発電を巡る対応について、グラスゴー気候合意の「温室効果ガスの排出削減対策が講じられていない石炭火力発電の段階的削減と非効率な化石燃料補助金の段階的廃止・合理化に向けた措置の加速」の目標をあらためて示した。

© Reuters.  11月17日、国連は、エジプトのシャルムエルシェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)の合意案を発表した。シャルムエルシェイクのCOP27会場で10日撮影(2022年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

インドや欧州連合(EU)が求めていた、化石燃料の段階的削減という文言は入っていない。

気候変動による災害被害を受けた国を支援する「損失と被害」基金の発足に関する具体的内容も入っていない。

気温上昇の抑制はグラスゴー合意を踏襲し、「世界平均気温の上昇を産業革命前に比べて2度より十分低く保つとともに、1.5度に抑える努力を追求するというパリ協定の目標の達成に向け、あらゆるレベルであらゆる努力を払うことの重要性」と強調した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます