💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

原油見通し引き下げ、今後1カ月は80―95ドル程度か=石油連盟会長

発行済 2022-11-21 16:10
更新済 2022-11-21 16:19
© Reuters.  11月21日 石油連盟の木藤俊一会長(出光興産社長)は21日の定例会見で、原油価格は今後1カ月、80―95ドル程度で推移するとの見通し示した。2018年8月、テキサス州

[東京 21日 ロイター] - 石油連盟の木藤俊一会長(出光興産社長)は21日の定例会見で、原油価格は今後1カ月、80―95ドル程度で推移するとの見通し示した。各国中央銀行の利上げに伴う景気後退懸念や中国のゼロコロナ政策を巡る規制強化の動きの再燃などから、10月の会見で示した85─100ドルからレンジの上下をそれぞれ5ドル引き下げた。

一方で、12月5日から欧州連合(EU)がロシア産原油の輸入を禁止する予定で、供給減による影響を価格の上昇要因として挙げた。

© Reuters.  11月21日 石油連盟の木藤俊一会長(出光興産社長)は21日の定例会見で、原油価格は今後1カ月、80―95ドル程度で推移するとの見通し示した。2018年8月、テキサス州ミッドランドで撮影(2022年 ロイター/Nick Oxford)

足元では、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の原油先物相場が3日連続で下落し。21日が期日の原油先物12月限は1バレル=80ドルで、中東産ドバイ原油のスポット価格も1バレル84ドル程度で取引されるなど軟調に推移している。

その他予想される原油価格への影響として、木藤会長は12月4日の石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚級会合を挙げ、「10月に加えて、さらに大幅な減産の可能性もある」との見方を示した。OPECと非加盟産油国で構成するOPECプラスは10月の会合で、11月以降日量200万バレルの減産を行うことで合意している。

主要7カ国(G7)が検討しているロシア産原油の販売価格に上限を設ける案については「予測が難しく、機能するかどうかも不透明」との認識を示した。同案では、価格上限を超えるロシア産石油や石油製品の海上輸送への保険・金融サービスなどの提供は禁止される。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます