💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

ウクライナ大統領、全国民に節電訴え 主要都市のインフラ損傷激しく

発行済 2022-11-22 10:02
更新済 2022-11-22 10:10
© Reuters.  11月22日、    ウクライナのゼレンスキー大統領は21日夜のビデオ演説で、ロシア軍の攻撃でインフラが大きな損傷を受けた首都キーウ、西部ビンニツァ、北部スムイ、南部オデーサ

[キーウ(キエフ) 22日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は21日夜のビデオ演説で、ロシア軍の攻撃でインフラが大きな損傷を受けた首都キーウ、西部ビンニツァ、北部スムイ、南部オデーサ(オデッサ)などの地域を中心に全国民に節電を訴えた。

当局はまた、ロシア軍が今月撤退した南部ヘルソンの主要インフラが破壊されているとして、治安や電力に関する不安が少ない地域に高齢者や子供連れの母親などを退避させる計画を打ち出した。

国内エネルギー供給大手のトップは21日、少なくとも3月末まで停電が常態化している状況が続くとの見方を示した。ゼレンスキー氏によると、ロシアの攻撃で発電能力の半分が失われた。

同氏は演説で、エネルギーシステムの損傷があまりに大きいため、「全国民・企業が1日を通して消費電力を再配分する必要がある」と強調した。

ベレシチュク副首相は一方、対話アプリ「テレグラム」でヘルソン市民に冬の間、安全な地域に退避するための申請方法を説明した。

© Reuters.  11月22日、    ウクライナのゼレンスキー大統領は21日夜のビデオ演説で、ロシア軍の攻撃でインフラが大きな損傷を受けた首都キーウ、西部ビンニツァ、北部スムイ、南部オデーサ(オデッサ)などの地域を中心に全国民に節電を訴えた。写真は21日、ロシア軍が撤退したヘルソンで撮影(2022年 ロイター/Murad Sezer)

ロシアのペスコフ大統領報道官は先週、停電やロシア軍のインフラ攻撃はウクライナが交渉に応じなかったことの帰結だと述べて責任を転嫁。タス通信が報じた。

ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は21日、ロシア軍がヘルソン撤退後、ドニエプル川の対岸から同市を砲撃していると批判。「軍事的な論理はない。ただ地元の人々に報復したいだけだ」とツイートした。

ロシア軍は兵力をヘルソン周辺から東部ドンバス地域に移動させており、東部で激しい戦闘が続いている。ウクライナ軍によると、ロシア軍はドネツク州バフムトとアウディーイウカで前進を目指し、周辺地域を砲撃している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます