💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

ロシア中部ガスパイプライン、爆発後に供給再開 欧州供給の主要ルート

発行済 2022-12-21 02:06
更新済 2022-12-21 12:09
© Reuters. ロシアの国営ガス大手・ガスプロムのニジニ・ノヴゴロド支部は20日、ロシア中部のガスパイプラインで爆発があったものの、並行する別のパイプラインを通してガスは全量供給されてい

[モスクワ 20日 ロイター] - ロシアの国営ガス大手・ガスプロムのニジニ・ノヴゴロド支部は20日、ロシア中部のガスパイプラインで爆発があったものの、並行する別のパイプラインを通してガスは全量供給されていると発表した。

ガスプロム・トランスガス・ニジニ・ノヴゴロドは声明で「パイプラインの損傷部分は速やかに切り離された。並行するパイプラインを通して完全に供給されている」とした。

爆発があったのは、北極圏からウクライナ経由で欧州にガスを輸送する「ウレンゴイ・ポマリー・ウジホロド・パイプライン」。爆発が起きたのはロシア中部のカザン市から約150キロの距離にあるカリニノ付近で、地元当局によると3人が死亡。現地時間20日午後時点でガスの流れは止まっており、対ロシア制裁ですでに縮小していた欧州向けガス輸出が一段と細るとの懸念が出ていた。

© Reuters. ロシアの国営ガス大手・ガスプロムのニジニ・ノヴゴロド支部は20日、ロシア中部のガスパイプラインで爆発があったものの、並行する別のパイプラインを通してガスは全量供給されていると発表した。写真は同日、ロシアのチュヴァシ共和国で爆発したパイプライン。ソーシャルメディアに投稿された動画から静止画を撮影(2022年 ロイター/PRO GOROD 21 CHUVASH Telegram Channel/via REUTERS)

この報道を受けて、天然ガス取引指標であるオランダTTFが上昇。指標となる限月は1.10ユーロ高の1メガワット時(MWh)当たり108.10ユーロとなった。その後は107.00ユーロに戻した。報道前は105ユーロ/MWh前後で取引されていた。

ウレンゴイ・ポマリー・ウジホロド・パイプラインは1980年代に建設。スジャにある点検ポイントを経由してウクライナに入り、ロシア産天然ガスの欧州への主要な供給ルートになっている。

*動画を付けて再送します。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます