[28日 ロイター] - 28日の原油先物価格は上昇している。中国が新型コロナウイルス規制の緩和を継続する中、市場は燃料需要が回復すると楽観視している。
0117GMT(日本時間午前10時17分)時点で、北海ブレント先物2月渡しは0.31ドル(0.4%)高の1バレル=84.64ドル。米WTI先物は0.22ドル(0.3%)高の79.75ドル。楽観的なムードの中、両指標は27日に3週間ぶりの高値を付けた。
中国国家衛生健康委員会は26日、入国時の隔離義務を来年1月8日に解除すると発表した。2020年以来厳しい入国制限が敷かれてきたが、緩和に動き始めた。
また、ロシアのプーチン大統領は27日、西側諸国が合意したロシア産原油の取引価格の上限を導入した国への原油と原油製品の供給を禁止する大統領令に署名。このニュースも相場を下支えしている。