[モスクワ 11日 ロイター] - ロシアの年初から9日までの石油生産は日量約1090万バレルと昨年12月から0.1%増加した。ロシア経済紙ベドモスチが11日、エネルギー省の統計に詳しい関係筋2人の話として報じた。
1月上旬の石油輸出は1.2%増の日量63万4400バレル、精製量は1.4%増の日量80万8400バレルだった。
ロシアの石油生産は西側の制裁と価格制限にもかかわらず底堅く推移している。
2022年の石油生産は2%増の5億3500万トン(日量1070万バレル)、輸出は7.5%増加した。
ロシア産原油と精製品の価格上限を受けて23年初頭の生産量は5─7%減少すると予想されている。