[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米国時間の原油先物は1ドル超上昇した。週間では昨年10月以来の大幅な上昇を記録。ドルが約7カ月ぶりの安値に沈んだほか、石油輸入国である中国の需要拡大を示すデータを受けた。
清算値は、北海ブレント先物が1.25ドル(1.5%)高の1バレル=85.28ドル。米WTI先物は1.47ドル(1.9%)高の79.86ドルと7日続伸した。
週間では北海ブレントが8.6%、WTIが8.4%上昇。前週の下げの大半を取り戻した。
ドル指数は7カ月超ぶりの安値。ドル安はドル建てで取引されている原油先物の割安感を強め、原油需要を押し上げる傾向がある。
中国では新型コロナウイルス規制が緩和され国境が再開されたほか、道路交通量も増加しており、需要回復への期待が高まっている。