[18日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは18日、ロシアによる現在の底堅い原油生産が持続したとしても、2023年の北海ブレント原油先物に対する「強気」見通しの下振れ余地は限られるとの見方を示した。
23年の北海ブレント先物予想は平均で1バレル=97.5ドルとしているが、ロシアの原油生産が続いても9ドル程度の下押しにとどまるという。
欧州による今後の禁輸措置に伴う影響を完全に補うことはできないため、ロシアの原油生産量は4月までに日量60万バレル減少すると予想。「ただ、自主的な減産による報復は原油価格の上昇リスクを示唆する」とした。