[リヤド 6日 ロイター] - サウジアラビアのスワハ通信・情報技術相は6日、同国でクラウドリージョン(広域データセンター)を建設中の米マイクロソフトや米オラクルを含むIT大手が、サウジ国内で計90億ドル超の投資を行う方針だと明らかにした。
スワハ氏によれば、マイクロソフトはクラウド事業に21億ドル、オラクルは約15億ドルを投じる予定。
スワハ氏は「この投資により、サウジの中東・北アフリカ地域最大のデジタル市場としての地位を強化することになる」と強調した。
スワハ氏は明確な時期は示さなかったが、オラクルはロイターに対し、投資は数年間にわたり行われると明らかにした。
スワハ氏は、中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)もサウジ国内の自社サービス向けクラウドインフラに4億ドルを投資すると説明した。