24日の香港市場は値上がり。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比71.51ポイント(0.26%)高の27404.97ポイントと小幅ながら4日続伸し、本土企業株で構成されるH株指数も75.33ポイント(0.55%)高の13684.80ポイントと3日続伸した。
売買代金は1170億4400万香港ドル(23日は1359億9200万香港ドル)。
内外環境の改善が支え。
「ギリシャ向け金融支援をめぐる交渉は、近くまとまる」との楽観ムードが広がるなか、昨夜の欧米市場が上昇したことを好感した。
需給悪化懸念の後退や国有企業改革の進展期待などを受け、本土株が続伸したことも買い安心感を誘っている。
ただ、上値は重い。
ハンセン指数は前日まで3日続伸しているため、利食い売り圧力が意識された。
ハンセン指数の構成銘柄では、エネルギー関連株の上げが目立つ。
石油グループ大手の中国石油天然気(857/HK)が2.7%高、同じく石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が2.1%高、天然ガス事業の昆侖能源(135/HK)が2.4%高で引けている。
ペトロチャイナの副董事長が上半期の業績見通しについて、従来の予想を超えそうだと発言したことが業界全体の支援材料となった。
石油株をめぐっては、国有企業改革の思惑もある。
発電株も物色される。
原子力発電で中国最大手の中国広核電力(1816/HK)が3.3%高、火力発電などの華能国際電力(902/HK)が2.8%高、風力発電で中国最大手の龍源電力集団(916/HK)が1.1%高と値を上げた。
空運株もしっかり。
中国南方航空(1055/HK)が3.5%高、中国国際航空(753/HK)が1.6%高と上昇した。
南方航空株は上場来の高値を連日で切り上げている。
中国民用航空局の李家祥局長が「2015年の空港整備投資は5000億人民元(約10兆円)に上る」との見方を示すなか、空運需要増の伸びが期待された。
【亜州IR】
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比71.51ポイント(0.26%)高の27404.97ポイントと小幅ながら4日続伸し、本土企業株で構成されるH株指数も75.33ポイント(0.55%)高の13684.80ポイントと3日続伸した。
売買代金は1170億4400万香港ドル(23日は1359億9200万香港ドル)。
内外環境の改善が支え。
「ギリシャ向け金融支援をめぐる交渉は、近くまとまる」との楽観ムードが広がるなか、昨夜の欧米市場が上昇したことを好感した。
需給悪化懸念の後退や国有企業改革の進展期待などを受け、本土株が続伸したことも買い安心感を誘っている。
ただ、上値は重い。
ハンセン指数は前日まで3日続伸しているため、利食い売り圧力が意識された。
ハンセン指数の構成銘柄では、エネルギー関連株の上げが目立つ。
石油グループ大手の中国石油天然気(857/HK)が2.7%高、同じく石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が2.1%高、天然ガス事業の昆侖能源(135/HK)が2.4%高で引けている。
ペトロチャイナの副董事長が上半期の業績見通しについて、従来の予想を超えそうだと発言したことが業界全体の支援材料となった。
石油株をめぐっては、国有企業改革の思惑もある。
発電株も物色される。
原子力発電で中国最大手の中国広核電力(1816/HK)が3.3%高、火力発電などの華能国際電力(902/HK)が2.8%高、風力発電で中国最大手の龍源電力集団(916/HK)が1.1%高と値を上げた。
空運株もしっかり。
中国南方航空(1055/HK)が3.5%高、中国国際航空(753/HK)が1.6%高と上昇した。
南方航空株は上場来の高値を連日で切り上げている。
中国民用航空局の李家祥局長が「2015年の空港整備投資は5000億人民元(約10兆円)に上る」との見方を示すなか、空運需要増の伸びが期待された。
【亜州IR】