[ヒューストン 12日 ロイター] - 12日の取引で原油先物価格が2%強上昇。朝方発表された米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受け、米利上げサイクル停止が近いという期待が高まった。
週間の米原油在庫が市場の減少予想に反し小幅増加したものの、市場の反応は限られた。
清算値は北海ブレント原油先物は、1.72ドル(2.01%)高の1バレル=87.33ドル、米WTI先物は、1.73ドル(2.1%)上昇の83.26ドル。
米労働省が12日発表した3月のCPIは前年比伸び率が5.0%と、前月の6.0%から減速し2021年5月以来の穏やかな伸びになった。