[ニューデリー 18日 ロイター] - インドとロシアは18日、貿易赤字と市場アクセスの問題に取り組むことで合意したとインド外務省が発表した。
ウクライナ戦争以降、ロシアからの輸入が4倍以上に増加したため、インド政府は貿易不均衡の縮小を目指している。
ロシアのマントゥロフ産業貿易相は17日、訪問先のニューデリーで、両国が自由貿易協定(FTA)について協議していることを明らかにした。
関係筋によると、インドは2月24日から4月5日にかけて、ロシアから石油を中心に513億ドル相当の商品を輸入した。前年同期は106億ドルだった。
マントゥロフ氏は18日にインドのジャイシャンカル外相と会談した。「貿易、金融、産業、原子力を含むエネルギー分野、農業、輸送、医療、教育、文化の分野での協力について話し合った」とロシア大使館がツイッターに投稿した。