*この記事は8日に配信しました。
1508GMT 6日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
7日終値 前営業日終値
株 FT100 4731.56(+41.03) 4690.53
クセトラDAX 5458.96(+88.98) 5369.98
金 現物午後値決め 956.00 964.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.130 (‐0.015) 0.395(0.421)
独連邦債2年物 1.608(1.495)
独連邦債10年物(9月限) 120.14 (‐1.29) 3.513(3.387)
独連邦債30年物 4.129(4.034)
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<為替> ドルが全般的に上昇。底堅い7月の米雇用統計は、米経済が上向き始めてい
ることを示す新たな手がかりとなった。
ドル/円は米雇用統計を受けて、6月半ば以来の高値をつけた。
<株式> ロンドン株式市場は続伸し、10カ月ぶりの高値で引けた。この日発表され
た7月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少幅が予想を大幅に下回ったことを背景に、
経済が回復に向かっているとの楽観的な見方が強まった。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値ベースで2008年10月7日以来の高水準
となった。また一時、4743.62に上昇し、ザラ場の年初来最高値を更新した。
週足では2.7%高。週間ベースで4週連続の上昇となった。
米労働省が発表した7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が24万7000人減とな
り、ロイターがまとめたアナリスト予想の32万人減を大きく下回った。
石油株が上昇し相場を支援した。米原油先物
り、6週間ぶりの高値をつけた。
BGグループ
上昇した。
レッドメイン・ベントレーのポートフォリオサービス部門を統括するティム・ホワイト
ヘッド氏は、今回の非農業部門雇用者数が相場の押し上げ材料となったとした上で、勢い
が減速するにつれ向こう数週間にかけて一部利食い売りが見られる可能性を指摘した。
銀行株の一角に売りが出た。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
業績が続くとの見通しを示した。
ロイズ・バンキング・グループ
タンダード・チャータード銀行(スタンチャート)
0.7―3.1%値を上げた。
鉱山株は軟調。ユーラシアン・ ナチュラル・リソーシズ(ENRC)
グロ・アメリカン
欧州株式市場は続伸。指数は約9カ月ぶり高値で引けた。一時下落する場面もみられた
ものの、底堅い7月米雇用統計を受けて買いが戻った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は11.89ポイント(1.27%)
高の950.38。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は44.21ポイント(1.66%)高
の2706.22。
ディフェンシブ株の一角として朝方から堅調だった通信株が引けにかけて一段高の展開。
フランス・テレコム
ラル」から「オーバーウエート」に引き上げたことを好感した。テレフォニカ
やドイツ・テレコム
BGCパートナーズ(ロンドン)のシニア・パートナー、デビッド・ブイク氏は「米雇
用統計が非常に心地よいサプライズとなり相場を押し上げた」と指摘した。ただ今回の統
計でドルが上昇し、反対に原油が値下がりすることになれば、来週の相場は調整を迎える
可能性もあるとした。
朝方相場を大きく圧迫していた金融株は、引けにかけておおむね上昇に転じた。BNP
パリバ
銀行
原油価格が0.4%安で推移する一方、エネルギー株はおおむね堅調。レプソル
<ユーロ圏債券> 急落。独連邦債先物9月限
で最大となった。7月の米雇用統計で雇用者数の減少幅が予想を大幅に下回ったことを受
けて、投資家のリスク選好が強まった。
7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が24万7000人減とアナリスト予想の減少
幅を大きく下回り、2008年8月以来の低水準となった。失業率も9.4%と前月の
9.5%から若干改善、失業率の前月比低下は08年4月以来となる。
RIA(エディンバラ)のストラテジスト、ニック・スタメンコビッチ氏は「労働市場
の改善が示されたことで、リスク市場に対する援護射撃となる半面、欧州債券市場にとっ
ては圧迫材料となった」と述べた。
独連邦債先物9月限
後前日比117ティック安の120.26で引けた。1日の下落幅は過去4カ月間で最大。
独連邦債2年物
EURIBOR金利先物<0#FEI:>は軒並み急上昇し、2010年3月限は約13ベーシ
スポイント(bp)高の1.38%。
2・10年物利回り格差はややフラット化し191bp。
[東京 8日 ロイター]