[モスクワ 19日 ロイター] - ロシア外務省のザハロワ報道官は19日、ロシアの農産物輸出を促進する覚書を国連が3カ月以内に履行するなら、ウクライナなどとの黒海穀物輸出合意を巡る協議を再開することが可能との見解を明らかにした。
「ロシアと国連の覚書には、合意は3年間有効であり、当事者の一方(ロシアまたは国連)が終了させる場合には3カ月前に通告しなければならないと記されている。われわれはその通告を行った」とラジオ局スプートニクに語った。
「従って国連は3カ月以内に具体的な結果を出さなければならない」とし、結果が出ればロシアは黒海穀物輸出合意を巡る協議に戻ると述べた。