[21日 ロイター] - 北海ブレント原油先物は21日、ほぼ横ばいとなっている。週間ベースでも横ばいで終了する見通し。米原油在庫の減少や米利上げ打ち止め観測が支援する一方、軟調な中国経済指標を受けて需要が減少するとの見方も出ている。
0016GMT(日本時間午前9時16分)時点で北海ブレント先物は0.03ドル高の1バレル=79.67ドル。米WTI先物は0.09ドル高の75.74ドル。
ブレント先物は週間で0.2%安。WTIは0.4%高。両先物は3週連続で上昇していた。
米原油在庫の減少が相場を支えている。先週の米原油在庫は、輸出増加と製油所の稼働率上昇を背景に減少した。
米連邦準備理事会(FRB)による利上げが7月で打ち止めになるとの観測も支援材料。
一方、中国の第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率が期待外れだったこととから、需要が減少するとの見方が相場を圧迫している。