💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

日本参加のロシアLNG事業、生産ライン発送をプーチン氏承認

発行済 2023-07-21 10:46
更新済 2023-07-21 10:55
© Reuters. ロシアのプーチン大統領は、日本も権益を持つ北極圏の液化天然ガス(LNG)開発事業「アークティックLNG2」の第1生産ラインを北部ムルマンスク州から北極圏ギダン半島に送り出

[モスクワ 20日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は、日本も権益を持つ北極圏の液化天然ガス(LNG)開発事業「アークティックLNG2」の第1生産ラインを北部ムルマンスク州から北極圏ギダン半島に送り出すことを承認した。大統領府が20日発表した。

同州には重力着底型構造物(GBS)と呼ばれる生産プラットフォーム上の天然ガス液化設備を量産する施設があり、この設備をアークティック2で採用する。

アークティック2は、国営ガス会社ガスプロムが主導する極東の「サハリン2」、エネルギー大手ノバテクが主導する北極圏の「ヤマルLNG」に続く3つ目の大規模LNGプロジェクトとなり、2035年までに世界LNG市場の20%シェアを獲得するという同国の目標達成に寄与するとみられる。

© Reuters. ロシアのプーチン大統領は、日本も権益を持つ北極圏の液化天然ガス(LNG)開発事業「アークティックLNG2」の第1生産ラインを北部ムルマンスク州から北極圏ギダン半島に送り出すことを承認した。写真は、2023年7月20日にロシア・ムルマンスク地方で開催された会議に出席しが同大統領。(2023年 ロイター/Sputnik/Ramil Sitdikov/Kremlin via REUTERS )

プーチン氏はテレビ演説でアークティックLNG2がスケジュール通り実施されると考える根拠があると述べた。

同事業の権益はノバテクが60%を持ち、仏トタルエナジーズ、中国石油天然気集団(CNPC)、中国海洋石油(CNOOC)、日本のエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と三井物産の連合がそれぞれ10%を保有する。

総投資額は213億ドルと推定されており、3本の生産ラインはそれぞれ年間660万トンの生産能力を持つ見込み。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます