[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアのベルシーニン外務次官は21日、ロシア政府には穀物輸出に関する選択肢を模索する用意があるものの、週初に履行停止を決めた黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)に替わる取り決めを巡る協議は現時点で行われていないと明らかにした。
ロシア側の要求が満たされれば、トルコと穀物輸出を巡る新たな取り決めを構築することは可能とも述べた。
また、ロシアの穀物輸出を最も必要としている国々への輸出については交渉が進められているものの、まだ契約は締結していないとした。