[アンカラ 21日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領はロシアのプーチン大統領との会談が黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)の復活につながる可能性があると述べた。トルコの放送局が21日報じた。
黒海イニシアティブの履行停止は世界的な食料価格の上昇や特定地域の食料不足などの問題を引き起こし、新たな移民の波につながると指摘。「この問題をプーチン大統領と徹底的に話し合うことで、この人道的な取り組みの継続を確保できると確信している」と述べた。
その上で、プーチン大統領は西側諸国に一定の期待を寄せており、西側諸国が行動を起こすことが重要とした。