[国連 24日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は24日、グテレス氏がプーチン大統領に提案した内容に沿って、黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)に復帰するようロシアに求めた。
ローマで開催された国連食料システムサミットで「黒海イニシアティブの停止により、最も脆弱な人々が最も高い代償を払うことになる」と指摘。「食料価格が上昇すれば、誰もがその代償を払うことになる」と述べた。
グテレス氏は今月11日、制裁対象のロシア農業銀行が子会社を創設して国際銀行間通信協会(SWIFT)の決済網に接続できるようにすることと引き換えに黒海イニシアティブを延長するよう提案していた。