[25日 ロイター] - ロシア外務省のオレグ・オゼロフ特使は、今週開催されるロシア・アフリカ首脳会議(サミット)でロシア産穀物と肥料の輸出が議題になると明らかにした。国営ロシア通信(RIA)が25日、インタビュー記事を掲載した。
ロシアは先週、黒海経由のウクライナ産穀物輸出に関する合意について、ロシアが提示した延長の条件が満たされていないとして履行を停止した。
サミットは27─29日にサンクトペテルブルクで開催される。
オゼロフ氏はRIAに対し「食料や肥料だけでなく、ロシアのあらゆる産品向けの物流回廊やハブの設置は議題の一つになるだろう」と述べ、これらの案は有望で実行可能との見方を示した。
ロシアのプーチン大統領は今週公表された論文で、ロシアがウクライナ産穀物を商業的にも無償でも代替できると述べた。