[6日 ロイター] - 米ローレンス・リバモア国立研究所は6日、核融合の実験で投入量を上回るエネルギーを得ることに再び成功したと発表した。昨年12月に初めてエネルギー純増を達成していた。
実験は国立点火施設(NIF)で7月30日に実施。12月よりもエネルギー収量が大きかったという。
広報担当者は、最終結果をまだ分析中だと述べた。
同研究所は12月5日のレーザー核融合の実験で、2.05メガジュールのエネルギーを容器に投入した結果、3.15メガジュールの出力を得て「純増」に成功していた。
米エネルギー省は「国防の進歩とクリーンパワーの未来に道を開く科学の躍進」と評していた。