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Shariq Khan
[ベンガルール 29日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約1%超上昇した。投資家は、フロリダ州西岸に上陸が予想されるハリケーン「イダリア」がエネルギー需給に与える潜在的な影響について警戒している。
清算値は、北海ブレント先物が1.07ドル(1.3%)高の1バレル=85.49ドル。米WTI先物は1.06ドル(1.3%)高の81.86ドルだった。
フロリダ州マイアミにある米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、イダリアは30日朝には勢力を5段階で3番目に強い「カテゴリー3」に強め、フロリダ州メキシコ湾岸に上陸すると予想されている。
アナリストは、イダリアは燃料の流通システムに影響を与えるほか、9月4日のレーバーデーの祝日を前に関連地域での燃料消費にも打撃を及ぼすとの見通しを示した。
ただ、イダリアは米メキシコ湾の主要な石油生産プラットフォームを直撃することはないと予想されている。
米石油大手シェブロンは29日、メキシコ湾にある3つの石油生産プラットフォームからスタッフを避難させたと発表したが、生産は継続している。