40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

サウジとロシアの減産延長、原油は来年107ドルのリスクも=ゴールドマン

発行済 2023-09-07 09:37
更新済 2023-09-07 09:46
© Reuters.  9月6日、サウジアラビアとロシアが現行の自主的な原油供給制限を年末まで延長するとの報道について、ゴールドマン・サックスのコモディティー調査部門は、原油相場見通しの上振れ

[6日 ロイター] - サウジアラビアとロシアが現行の自主的な原油供給制限を年末まで延長するとの報道について、ゴールドマン・サックスのコモディティー調査部門は、原油相場見通しの上振れリスクになると指摘し、北海ブレント先物が来年に1バレル=107ドルまで高騰する可能性もあるとの見方を示した。

報道では、サウジは日量100万バレルの自主減産を、ロシアは日量30万バレルの原油輸出制限を12月末まで3カ月間延長する。これを受け、原油価格は急上昇。北海ブレント先物は1バレル=90ドルを突破した。

ゴールドマンは5日付のノートで第1のシナリオとして、サウジの第4・四半期の生産量が同社の推計よりも日量約50万バレル低い水準にとどまると想定。この場合、同社の今年末時点の原油相場見通しの1バレル=86ドルが2ドルほど上振れするリスクになる。

第2のシナリオは、石油輸出国機構(OPEC)の加盟国と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」が今年4月に発表した日量170万バレルの減産の半分を来年1月に撤回しないと想定。この場合、ブレント先物は来年12月までに1バレル=107ドルに達する可能性がある。

ただゴールドマンは、このシナリオは同社の基本路線ではないと指摘。理由として、昨年のエネルギー危機を受けた力強い供給および投資の対応を踏まえると、OPECプラスが1バレル=100ドルを大きく超える価格を追求する公算は小さいことや、好調な米シェール生産、米ガソリン価格の政治的な重要性を挙げた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます