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Scott DiSavino
[ニューヨーク 20日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約1%下落。北海ブレント先物は1週間ぶりの安値を付けた。米連邦準備理事会(FRB)は予想通り政策金利を据え置いたものの、年内の追加利上げを示唆するなどタカ派姿勢を強めたことを受けた。
清算値は、北海ブレント先物11月限が0.81ドル(0.9%)安の1バレル=93.53ドル。米WTI先物10月限は0.92ドル(1.0%)安の90.28ドルとなった。
北海ブレントは9月13日以来の安値となった。
WTI先物10月限は20日に期日を迎える。WTI先物11月限は約0.82ドル安の89.66ドルだった。
先物価格は下落したものの、北海ブレントは14日連続でテクニカル的に買われ過ぎの水準にとどまっている。これは2012年以降で最長となる。
FRBは9月19─20日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%で据え置いた。ただタカ派的なスタンスを強め、年内の追加利上げを想定。2024年の政策金利中央値を5.1%と予想した。6月時点は4.6%だった。