Yuka Obayashi
[東京 16日 ロイター] - 16日アジア時間序盤の原油先物価格は先週末から反落している。イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が周辺産油国の供給に影響するか市場参加者は見極めようとしている。
0048GMT(日本時間午前9時48分)時点で、北海ブレント先物は0.34ドル(0.4%)安の1バレル=90.55ドル、米WTI先物も0.41ドル(0.5%)安の87.28ドル。
両先物ともに13日の米市場では約6%上昇し、1日としては4月以来の大幅高となった。先週は週間でもブレント先物が7.5%、WTI先物は5.9%それぞれ上昇した。
イスラエルとハマスの衝突が産油国に及ぼす影響はある程度織り込み済みだが、イスラエルによる地上戦が始まり供給に影響すれば、原油価格はすぐに100ドルを超えるとの指摘もある。