Scott DiSavino
[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約2%上昇し、2週間ぶりの高値を付けた。米原油在庫が予想以上に減少したほか、イランがイスラム協力機構(OIC)加盟国に対し、イスラエルに対する石油禁輸などの制裁措置を取るよう呼びかけたことを受け、供給懸念が高まった。
清算値は、北海ブレント先物が1.60ドル(1.8%)上昇の1バレル=91.50ドル。一方、米WTI先物は1.66ドル(1.9%)上昇の88.32ドル。一時1バレル=3ドル超上昇する場面もあった。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した13日までの1週間の週間在庫統計では、米原油在庫が約450万バレル減と、市場予想の30万バレル減を大きく上回って減少した。