[5日 ロイター] - JPモルガンは5日のメモで、12月の世界の石油消費量の伸びが前年同月比130万バレル増と予想を下回り、過去9カ月で最も低水準だったことが初期のデータで示されたと発表した。
一方、2023年通年の伸びは180万バレル増と予想に一致したという。
12月の米ガソリン需要は日量860万バレルと2週間前の予想を10万バレル下回った。
欧州では、工業用燃料や液化石油ガス(LPG)の需要低迷が続いているほか、暖冬による暖房用燃料の季節的な需要減により、大半の国で石油需要の減少が報告された。
中国の23年第4・四半期の重要は日量平均1640万バレルで、JPモルガンの予想を10万バレル上回った。