[トリポリ 7日 ロイター] - リビア国営石油会社(NOC)は7日、日量生産能力30万バレルの西部シャララ油田について不可抗力条項を発動すると発表した。同地域での抗議活動が要因。
NOCは声明で、シャララ油田閉鎖により北西部ザーウィヤターミナルへの原油供給が停止されたと説明した。
リビア最大のシャララ油田は、広範な政治的な抗議活動の頻繁な標的となっている。
NOCは可能な限り早期に生産を再開するため、交渉が続いていると強調した。
昨年7月にはシャララ、エルフィール、108油田での生産が、元財務相の拉致に対する部族の抗議活動を受け停止された。