1250GMT 18日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
19日終値 前営業日終値
株 FT100 4689.67(+ 3.89) 4685.78
クセトラDAX 5231.98(‐18.76) 5250.74
金 現物午後値決め 943.00 935.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.175 (+0.005) 0.366(0.400)
独連邦債2年物 1.333(1.356)
独連邦債10年物(9月限) 122.43 (+0.26) 3.265(3.307)
独連邦債30年物 3.954(3.991)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルと円が上昇。中国株価の急落を受けて世界経済をめぐる懸念が強まり、
安全資産とされる両通貨に逃避買いが入っている。
<株式> ロンドン株式市場は小幅続伸。原油価格の上昇を手掛かりに石油株が上昇し
た。一方、HSBC
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時、中国株式市場で上海総合株価指数<.SSEC>が
大幅安となったことを受け、4625.44に下落した。
原油先物
BP
%高。
個別銘柄ではアウトソーシングのセルコ・グループ
ション・セキュリティーズが同銘柄の投資判断「バイ」、目標株価500ペンスで開始し
た。
銀行株の下げが目立ち、HSBC、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
バークレイズ
ただ、ロイズ・バンキング・グループ
トナム&グロスター(C&G)の全支店を閉鎖する決定を見直していることを明らかにし
た。
RBSがロイズの投資判断を「バイ」に引き上げたことも支援した。
HSBCのほか、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
ピアソン
・アンド・サザン・エナジー
落ちとなったことも、相場を圧迫した。
イングランド銀行(英中央銀行)は8月5―6日に開かれた金融政策委員会の議事録を
発表し、資産買い入れ規模を500億ポンド拡大した決定は6対3の賛成多数だったこと
を明らかにした。キング総裁とベスリー委員、マイルズ委員の3人は750億ポンドの拡
大を主張した。
欧州株式市場は反落。アジア株式市場の大幅下落に加え世界経済の回復ペースに対する
懸念を背景にポジション調整の売りが出たほか、軟調な銀行・自動車株が相場を押し下げ
た。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は2.58ポイント(0.28%)安
の931.98。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は7.72ポイント(0.29%)安の
2622.88。
金融株が安い。スタンダード・チャータード
ズ
バ
UBS
ていた問題で、両者による合意の一部として、スイス政府がUBSが保有する約4450
口座の情報を米当局に提供するとのニュースが報じられた。
自動車株も安い。フォルクスワーゲン(VW)
複数の関係筋によると、前週発表されたポルシェ
ールへの売却について、カタールはポルシェに対し市場価格の半分以下である1株約80
ユーロを支払った。
ポルシェ株は3.7%上昇した。ポルシェとVWはコメントを控えており、現時点では
カタールからのコメントも得られていない。
ダイムラー
下げた。
一方、堅調な原油価格を背景にエネルギー株は上昇。BP
シェル
タトイル・ ハイドロ
<ユーロ圏債券> 上昇。10年債利回りが約3カ月半ぶり水準に低下した。中国株価
の急落を受けて投資家の不安感が強まり欧州株価も軟調となるなか、リスク回避から債券
需要が増加した。
7月の独生産者物価指数(PPI)の前年比の低下率が1949年に統計を開始して以
来最大となったことを受けて、独連邦債が他のユーロ圏債券をアウトパフォーム。利回り
格差が2―4週間ぶり水準に拡大した。
イングランド銀行(英中央銀行)が発表した8月5―6日の金融政策委員会議事録から、
資産買い入れ規模を500億ポンド拡大した決定は全会一致ではなかったことが明らかと
なったことを受け、英国債が独連邦債をアウトパフォームし利回り格差が縮小した。
議事録によると、8月会合ではキング総裁、ベスリー委員、マイルズ委員の3人が
750億ポンドの拡大を主張。500億ポンドの規模拡大は全会一致の決定だったと予想
されていたため、3人が資産買い入れ規模のさらなる拡大を主張して反対票を投じたこと
は、金融市場に驚きを与えた。
ただ、利回り格差の縮小は長続きしなかった。議事録の発表を受け一旦前日の35ベー
シスポイント(bp)から32bpに縮小した後、33bpまで再び拡大した。
独連邦債先物9月限
算値は122.67。1556GMT時点では35ティック高の122.52。
あるトレーダーによると、同限月は119.90―122.50の取引レンジを上抜け
たものの、夏季の薄商いのなか、次の抵抗線である123.10を突破するには至らなか
った。ただ、重要なテクニカル水準である200日移動平均は上抜けた。7月の高値は1
22.49だった。
独連邦債2年物
[東京 20日 ロイター]