[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;19235.30;+188.75TOPIX;1549.87;+9.52
[後場の投資戦略]
日経平均は売り一巡後は強いリバウンドをみせている。
メジャーSQに絡んだ売買が売り越しだったこともあり、SQ値は18943.54となった、これが幻のSQとなっており、投資家のセンチメントを明るくさせている。
ただし、足元で大きく下げていた反動もあるため、自律反発の域ではある。
一先ず前日の下落部分を吸収し、5日線に接近してきており、目先的には達成感が高まりそうである。
とはいえ、来週発表される日銀の企業短期経済観測調査(短観)について、大企業の製造業の景気判断が小幅ながら悪化すると予測するところが多い。
17・18日に控えている日銀の金融政策決定会合への思惑なども意識されやすい。
市場のコンセンサスとしては、12月ではなく、来年1月の金融政策決定会合での緩和の可能性とみる向きが大勢だが、16・17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げがアク抜けにつながる可能性もある。
年末高を意識したセンチメントは日増しに強まることも考えられよう。
(村瀬智一)
メジャーSQに絡んだ売買が売り越しだったこともあり、SQ値は18943.54となった、これが幻のSQとなっており、投資家のセンチメントを明るくさせている。
ただし、足元で大きく下げていた反動もあるため、自律反発の域ではある。
一先ず前日の下落部分を吸収し、5日線に接近してきており、目先的には達成感が高まりそうである。
とはいえ、来週発表される日銀の企業短期経済観測調査(短観)について、大企業の製造業の景気判断が小幅ながら悪化すると予測するところが多い。
17・18日に控えている日銀の金融政策決定会合への思惑なども意識されやすい。
市場のコンセンサスとしては、12月ではなく、来年1月の金融政策決定会合での緩和の可能性とみる向きが大勢だが、16・17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げがアク抜けにつながる可能性もある。
年末高を意識したセンチメントは日増しに強まることも考えられよう。
(村瀬智一)